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若手からベテランまで『ワンチーム』で活躍するアーケムビジネスジャパン鳥栖工場
~最前線で働く若手・中堅社員が明かすリアルな本音~【後編】

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若手からベテランまで『ワンチーム』で活躍するアーケムビジネスジャパン鳥栖工場
~最前線で働く若手・中堅社員が明かすリアルな本音~【後編】

前編に引き続き、アーケムビジネスジャパン鳥栖工場インタビューの後編をお届けします。前編では工場を統括するリーダー達の視点から、鳥栖工場の強みについてお話を伺いました。後編となる今回は、日々ウレタン製品の製造・生産指令・出荷の最前線でモノづくりの現場を支える、若手・中堅社員のリアルな声をお届けします。

 

後編の登場人物(左から)

中尾卓也さん(なかお たくやさん)(鳥栖工場 業務一課 出荷・生産司令担当 入社4年目) 主にシートパッドのお客様との受発注調整や、日々の生産シミュレーション、出荷管理を担う、工場の「司令塔」です。

原口拓馬さん(はらぐち たくまさん)(鳥栖工場 製造二課 職長) 車両用、産業用ウレタンの製造ライン全体の取りまとめを行う現場のリーダー。高い技能伝承と、良い品質を生み出す現場の環境づくりを実践しています。

川島一希さん(かわしま かずきさん)(鳥栖工場 製造一課 入社1年目) 製造1課のラインにて、シートパッド製品の「取り出し」や「組み込み」などの工程を担当。現場の温かい雰囲気に助けられながら、日々メキメキと実力をつけています。

田本 仁也さん(たもと じんやさん)(鳥栖工場 製造一課 入社2年目) 川島さんと同じく、製品の「取り出し」や「組み込み」などの工程を実務担当。若手ながら丁寧な仕事ぶりで現場を支えています。

 

 

|少数精鋭で挑む、モノづくりの「圧倒的なやりがい」

―前編では、人の手による細かな技術とチームワークが品質を大きく左右すると聞きました。
 現場のオペレーションにおける特徴と、この仕事の一番の面白さを教えてください。

 

原口職長:私たちの現場は、いわゆる『少数精鋭』でやっています。だからこそ、チームワークが一番大切なんです。あらかじめ立てた生産計画に沿って、全員がそれぞれの持ち場でベストを尽くす。その結果、予定していた以上のスピードや能率で生産目標を達成できたときは、チーム全体で達成感を共有できますね。

 

 

|年齢や立場を超えて、「やりにくさ」を全員でつぶしていく「改善提案ボード」の仕組み

―現場で責任感をもってモノづくりをしているからこそ、「失敗したらどうしよう」「配属されたばかりの自分が、意見を言ってもいいのかな」と不安を抱くメンバーもいると思います。

 

若手からベテランまで、全員が書き込む「ヒアリングボード」

原口職長:例えば、現場を歩いていると、どうしても作業の中で『ここがちょっとやりにくいな』『この動きは安全面で少し危ないかも』という、小さな気づきが生まれます。それを誰でも自由に書き込めるボード(通称YKIボード:やりづらい、きつい、イライラする、を書き込むボード)を現場に設置しています。立場や年齢関係なく、全員にYKIと感じるポイントを書いてもらい、ボードに貼り出すんです。

集まった意見は、私たち職長たちが毎週チェックし、約1ヶ月のサイクルで具体的な「対策」へと落とし込んでいきます。

 

YKIボード: 誰でも思ったことを書くことができ、書かれた意見にはチームで改善策を考えて、すぐに実行していきます。

 

ボードに書く内容は、どんなことでも良いのでしょうか?

原口職長:はい、完全に自由です!時には『ここがやりにくい!』というストレートな要望から、ちょっとしたワガママ(笑)のようなものまで。でも、それで良いんです。まずは本音で『声を上げてもらうこと』が一番大事ですから。声を吸い上げて、できることから少しずつ現場を良くしていく。この取り組みを2024年頃から何周も回してきたことで、現場の安全と品質は向上し、今では改善の文化として定着しています。

 

―原口職長はこう仰っていますが…実際のところ、皆さんいかがですか?

川島さん:本当にその通りで、何でも話せる雰囲気があります!もちろん、私たちが担当しているシートパッドは、自動車の安全や乗り心地にかかわる部分なので責任は重大ですし、大変なこともあります。でも、何かミスや困りごとがあった時も、頭ごなしに怒られることはありません。『次はどうすれば防げるか』を先輩たちが一緒になって考えてくれるので、怖がらずにのびのびと技術の習得に集中できています。

 

田本さん:いつも先輩たちが気さくに話しかけてくれるので、すごく安心して仕事ができます。入社したばかりの頃から、周囲の先輩たちが『困ったことはない?』と手を差し伸べてくれました。この環境があるからこそ、自分の担当工程に誇りをもって向き合えています。

 

 

|モノづくりを支える、1分1秒の「先読み」と「チーム連携」

工場の外に目を向けると、アーケムの仕事は巨大な自動車産業のサプライチェーン(供給網)の重要拠点と直結しています。鳥栖工場から出荷されたシートパッドや内装製品・生活資材向けのウレタン部材は、主に九州の自動車シートメーカーや取引先様などに運ばれ、街でよく見かける人気車種のシートや内装などにも搭載されます。

ここで重要になるのが、中尾さんが担当する「生産司令」という仕事です。

 

中尾さん:自動車業界では、必要なものを、必要な時に、必要なだけ生産する「ジャストインタイム(JIT)」というシステムが採用されています。(トヨタ自動車が確立した生産方式(トヨタ生産方式=TPS)の柱となる考え方で、今では世界中の工場で取り入れられています)

お客様の生産ラインの動きに合わせて、こちらも1分1秒を争うリアルタイムの生産と出荷を管理しています。

 

―JITを成立させるには、中尾さんの「先読みの判断」が工場全体の命運を握ることになりますね。

 

中尾さん:そうですね。例えば、台風や大雨が予想されるとき、お客様のラインが止まるかどうか、公式の情報を待っているだけでは初動が遅れてしまいます。そのため、私は、遠方から荷物を運んでくれる運送会社のドライバーさんたちと、密に連絡を取り合うようにしています。『現地の道路状況はどうですか?』『高速道路の規制がかかりそうですか?』といった現場の生きた先行情報をドライバーさんから直接いただき、それをもとにお客様の動きを予測するのです。

「この状況だと、数時間後にお客様のラインに影響がでる可能性がある。であれば、当工場の稼働も前倒しで調整しよう」といった判断を、チームや上層部に提案します。プレッシャーは大きいですが、コントロールできたときの達成感は抜群です。

 

お客様の組み立てラインの順番に合わせて並べられた、出荷待ちのシートパッド

 

―お客様の生産ラインを、自分たちの「先読みして考える力」で支えている――。このスケールの大きさは、アーケムで働く大きな誇りになりそうですね。前編のインタビューでも、工場の総責任者である直江さんがトラブルを先回りして防ぐ大切さをお話されていましたが、現場の担当者一人ひとりにまでその意識が深く根付いていることが伺えます。

 

|「自ら考えて提案する」人へ。一人一人の成長を見守る

―原口職長は、新しく入ってくるメンバーを育成する際、どのようなことを意識されていますか?

原口職長:入社して最初は、誰だって右も左も分かりません。だから最初は、『言われた作業を安全に正しくこなすこと』からスタートします。

作業が正しくできる人には、日々の作業から自発的に改善テーマや気づきを伝えてもらえるように、私たちが声をかけてアドバイスします。そして最終的には、自分で対策まで考えて「職長、ここをこう変えたいです!」と提案できるレベルまで引き上げたい。

実際に、最初は全く意見を言えなかった若手が、今では自発的に改善案を出してくれるようになっています。その後輩の成長のステップが見えたとき、指導する側としても『このチームと働けて、そしてこのチームの育成に関わって本当に良かったな』と心から思いますね。

 

―現在入社されて2年目のお二人は、今後どのようなキャリア像を描いていますか?

川島さん:まずは自分に任された役割を一つずつ完璧にできるよう、着実に積み上げて貢献していきたいです。そしてステップアップを重ねて、将来的には、役職をあげて工場を引っ張るリーダーになりたいですね!

 

田本さん:自分が丁寧に教育してもらい、安心して成長ができたことに感謝しています。だからこそ、いずれはチームのメンバーが困っているときに、今度は自分が教えられるようになりたい、頼りにされたいなと思います。

 

|働きやすさや待遇のリアルは?「男性育休80%超」と「ワークライフバランス」

―アーケムビジネスジャパンでは、2026年7月1日より製造職・保全職の高卒採用をスタートしています。
求職者の皆様も注目する、アーケムビジネスジャパンの働きやすさや待遇のリアルについて教えてください。

原口職長:正直、一昔前の製造現場に対して『キツい、厳しい』というイメージを持たれていた方は少なくないと思います。でも、今は180度変わりました。
特にここ数年の『働き方改革』や労働環境のアップデートのスピードは目を見張るものがあります。給与や手当などの待遇面もしっかりと底上げされていますし、何より福利厚生や休暇制度も充実しています。

 

川島さん:有給休暇は取得しやすい環境ですね。プライベートの予定も立てやすく、ワークライフバランスは高い水準で保たれていると感じます。

 

原口職長:実際、今度男性メンバーが3ヶ月間の育休を取得する予定です。過去には『男性が育休?』となる時代もありましたけど、今はみんなで『おめでとう!現場のオペレーションは回しておくから、しっかり家族を支えてこいよ!』って笑顔で送り出します。

ただし、新米パパになるメンバーには『育休は休みじゃなくて、家事と育児のハードな戦いだからな!家でしっかり貢献するんだぞ!』と、クギは刺してありますけどね(笑)」

 

―家族を大切にできない組織が、お客様に感動を届けるモノづくりなどできない――。この共通認識があるからこそ、ワークライフバランスを重視する従業員が、プロフェッショナルへ成長できる環境が整っています。

川島さん・田本さん:皆さんと一緒に鳥栖工場で働ける日を、メンバー全員で楽しみに待っています。

 

 


【取材後期】

前編のマネジメントインタビューと同様に、終始笑い声が絶えなかった今回の取材。紙面だけでは伝えきれないほどの風通しのよさとお互いを思いやるワンチームの絆がそこにはありました。困った仲間を絶対に一人にしないという信頼関係。そしてお取引様の生産ラインを支えているというプロフェッショナルの誇りとしての誇り。この両輪があるからこそグループを牽引するモデル工場であり続けられると感じました。

少しでも気になった方は、アーケムビジネスジャパンの採用ページからお気軽にお問い合わせください。あなたの挑戦を、私たちは心から応援しています。

☞アーケムビジネスジャパン採用ページ:https://www.archem.co.jp/recruit/acbj/