現場力で工場を動かす
生産の司令塔
シートパッド事業第二本部 本部長
直江 正規
1992年入社
今までの職務経歴について教えてください。
1992年にブリヂストン化成品西日本株式会社に産業用のブロック発泡の製造職として久留米工場に中途入社。その後鳥栖工場、吉田工場への異動・赴任を経験し、鳥栖工場の工場長に就任。現在はシートパッド事業第二本部 本部長に就任し鳥栖工場と防府工場の総括管理業務を担っております。

現在の担当業務について教えてください。
シートパッド事業第二本部は、佐賀県の鳥栖工場と山口県の防府工場の2拠点を中心に、日本の自動車メーカーの発展に貢献しています。本部長としての私の役割は、各製造拠点が日々円滑に生産活動を行えるよう、環境を整えることです。一言で言うのは簡単ですが、製造業は生き物のような側面があり、常に同じものをつくろうとしても、思い通りにいかないことが少なくありません。そのため、常に現場・現物を意識しながらマネジメントを行っています。最適なオペレーションを継続するために、現状を正確に把握しつつ、将来起こり得るリスクを想定し、先回りして課題を解決することで、工場全体の業務効率化を進めています。あわせて、その状態を維持しながらコスト削減にも取り組み、経営基盤の強化につなげています。
今までの仕事で印象に残っていることはありますか?
私の原点となっているのは、入社後すぐに鳥栖工場へ異動して経験した、シートパッドの試作業務です。
当時は右も左も分からない状態でしたが、試作担当者としてプロジェクトに参画し、販売、購買、計画、開発、材料開発など、多くの関連部門と連携しながら、一つの製品をつくり上げる難しさと喜びを学びました。
時には意見がぶつかり合うこともありましたが、最終的に全員が一体となり、強いチームワークを発揮できたときの感動は今でも忘れられません。
この経験を通じて学んだ「部門を超えた連携の重要性」は、本部長として組織を統括する現在の私を支える大きな基盤となっています。


職場の雰囲気や人間関係はどうですか?
職場の雰囲気は明るく、部門内のチームメンバーとは、友人のように何でも話せる関係です。
相手の意見をしっかりと傾聴したうえで、ときには本音で真剣に議論し、ときにはたわいのない話で笑い合える、風通しの良い環境があります。
お互いを尊重し合える信頼関係があり、営業や技術といった部門の枠を超えて、ワンチームで工場の安定したものづくりを支えています。
今の職種に求められる要素または大切な要素は何だと感じますか?
本部長という立場において重要なのは、工場全体を広い視野で捉え、先を見据えて予測・評価を行うアセスメント力だと感じています。現場の課題をいち早く見つけ、分析し、原因究明から改善につなげていく一連の対応力が求められます。ただし、こうしたことは一人の力だけで成し遂げられるものではありません。そのため、日々の巡回やチームメンバーとの継続的なコミュニケーションを大切にしながら、現場に潜む小さな変化を敏感に捉える感性と広い視野を常に意識しています。

アーケムビジネスジャパンの魅力は何ですか?
当社の魅力は、自分たちが心を込めて生産した製品が、社会の中で実際に役立っていることを身近に実感できる点にあります。私たちが生産したシートを装着した自動車が世界中で走っている姿を見たり、雑誌などで自動車の乗り心地やシートの快適性が高く評価されている記事を目にしたりすると、本当に誇らしく感じます。私自身、自社製品が装着されている車を運転するたびに、その価値や社会への貢献を実感しています。このように、自分の仕事の成果を日常生活の中で身近に感じながら、高い誇りを持ってものづくりに取り組めることが、当社の大きな魅力です。
