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【連載】Value Stories 〜現場で息づく、私たちの判断基準〜(Vol.1)
100名以上の声を反映した「新しいオフィス作り」。立場を超えて全員の想いをひとつに束ねた総務の舞台裏

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【連載】Value Stories 〜現場で息づく、私たちの判断基準〜(Vol.1)
100名以上の声を反映した「新しいオフィス作り」。立場を超えて全員の想いをひとつに束ねた総務の舞台裏

企業が持続的に成長し、変化に対応していく上で欠かせない「行動指針(Values)」。株式会社アーケムでは、日々働く社員一人ひとりがこの指針を胸に、現場で様々な挑戦を続けています。

 

\アーケムの掲げる5つのValue/

・挑戦を習慣とする
失敗を恐れず、学びある挑戦を常とする

・個の力を結集する
部署、上下、年齢、国籍関係なく、多様性の価値を信じ協力して取り組む

・実態をつかむ
現場で起こっていることを正しく把握し、判断する

・誠実である
お客様、同僚、社会、事業に関わる全ての人に誠意を持って向き合う

・プロアクティブ&スピーディー
主体的に行動し巻き込む。お客様に先んじて動き、最短距離で進む

 

本連載では、現場の第一線で活躍する社員にスポットを当て、仕事での葛藤や乗り越えたプロセスを通じて、アーケムのカルチャーに迫ります。

第1回は「個の力を結集する」というValueをテーマに、神奈川県にある研究開発拠点「横浜 R&Dセンター」の建替え・移転プロジェクトを取り上げます。(移転後名称(仮):株式会社アーケム Yokohama R&D Center)

オフィス空間の企画・設計から運用までを取りまとめた、総務・広報課の藤沢君怡さんにお話を伺いました。

総務人事部 総務・広報課
藤沢君怡さん

 

|単なる「引っ越し」ではない。新しい働き方をゼロから描く

アーケムの技術開発を支える横浜 R&Dセンター。その建替え・移転プロジェクトにおいて、事務室のレイアウト設計やセキュリティ方針の策定、移転後の運用ルール作りなど、オフィス環境全般の構築を担当したのが藤沢さんです。

 

藤沢さん:「今回のプロジェクトは、単に『新しい綺麗な建物に移る』ということではありませんでした。新しい環境で社員がどのように働き、どのようなカルチャーを作っていくのか。その『働き方のベース』から関わっていきたいという想いでスタートしました」

 

前職でもオフィスのレイアウト変更などの経験があった藤沢さんですが、建物の建設段階という「ゼロ」からプロジェクトに携わるのは初めての挑戦でした。知見を活かしつつも、未知の領域への期待と責任を胸にプロジェクトが動き出しました。

 

|100名以上の声と向き合う中で直面した「全員の正解」という壁

プロジェクトを進める上で、最大の難所となったのが「多様な関係者の意見をいかに集約するか」でした。

 

藤沢さんは、役員や各部門の責任者への対面インタビューをはじめ、ワークショップの開催、さらには現地で働く100名以上の従業員を対象としたWebアンケートを実施。経営陣のビジョンから現場のリアルな要望まで、幅広く声を拾い上げていきました。

 

(上図)ワークショップでは様々な観点からの意見を出し合いました。

しかし、声を拾えば拾うほど、大きな壁にぶつかります。

 

藤沢さん:現場から出てくる意見は、どれも日々の業務に根ざした『正解』ばかりでした。ですが、予算や空間の制約があるなかで、すべてをそのまま実現することは難しいという現実もありました。皆さんのご要望に耳を傾けつつも、どこに優先順位をつけて納得していただくか、その調整には本当に頭を悩ませました。

 

これまでは特定の部署主導で決定されることが多かったオフィス環境作り。「自分たちの意見が届く」という期待が高まる一方で、すべての要望を叶えられないもどかしさと向き合う日々が続きました。

 

|根底にある「共通の目的」を探し出し、ひとつの形へ

この難題を、藤沢さんはどのように乗り越えたのでしょうか。そこにあったのは、徹底的な対話と「本質的な目的」を見出す姿勢でした。

 

藤沢さん:一見するとバラバラに見える意見も、深く掘り下げていくと『もっとスムーズに業務を進めたい』『チームでより良い成果を出したい』という根本の目的は同じだと気づきました。それぞれの立場にある視点を整理し、目指すべきゴールをすり合わせながら、優先順位をつけて設計会社や施工業者と交渉・落とし込みを行っていきました。

 

さらに藤沢さんは、業者選定においても「単に空間を作るだけでなく、社員の声を丁寧に反映できるプロセスを持っているか」を重視。機能性とデザイン性を維持しながら徹底的な仕様の見直しを行い、発注を完了させるという大きな成果も上げました。

 

|「自分に合った働き方」を自ら選べる、活気ある空間へ

こうして社員一人ひとりの想いを集結させて誕生した新しいオフィスには、これまでの職場にはなかった多様な選択肢が用意されています。

・集中して作業に没頭できる「Web個室・集中席」

・チームで気軽にアイディアを出し合える「ホワイトボード付きミーティングエリア」

・部署を超えた偶然の対話を生む「フリーアドレス」

 

さらに、多様なライフスタイルと働き方に対応するため、これまで導入が難しかったテレワークの運用にも道筋をつけました。

 

藤沢さん:決められた席で黙々と働くスタイルから、その日の業務内容や気分に合わせて働く場所を自ら選べる環境へと変わります。新しいオフィスを通じて、社員の皆さんがより活き活きと働き、部署を超えた新しい交流が生まれる場になれば嬉しいです。

 

内装イメージ。その日の業務内容や気分に合わせた働き方の選択が可能になります。

 

|私たちの行動指針:藤沢さんにとっての「個の力を結集する」とは?

アーケムでは、社員共通の行動指針(Values)のひとつとして「個の力を結集する」という言葉を掲げています。最後に、藤沢さんにとってのこの言葉の意味を伺いました。

 

藤沢さん:

『立場や意見の違いを活かし合い、ひとりでは作れない最適な形を全員で作り上げること』です。

 

今回のプロジェクトを通じて、立場や部署が違えば見えている景色も違うのだと改めて実感しました。ひとりだけの視点では決して気づけなかった課題も、多くの皆さんに意見を届けていただいたからこそ、一番良い着地点を見出すことができました。皆さんの知恵と想いを集めて作ったオフィスだからこそ、これから愛着を持って使っていただけたら最高ですね。

|次回予告

立場や価値観の異なる100名以上の声を丁寧に汲み取り、粘り強い対話で新しいオフィス空間へと昇華させた藤沢さん。まさに「個の力を結集する」を体現したストーリーでした。

 

次回(Vol.2)予告:

「挑戦を習慣とする」× 販売部門 秦恭子さん

国内営業にとどまらず海外営業へと活動の幅を広げる秦さん。新たな領域へ果敢に挑み続ける、その「挑戦の原動力」に迫ります。どうぞお楽しみに!