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ESI User’s Forum Japan 2022にて当社のシミュレーション・予測技術を紹介

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株式会社アーケムは、11月25日に開催された日本イーエスアイ株式会社様主催のESI User’s Forum Japan 2022において当社のシミュレーションを用いた予測技術・開発事例を報告したことをお知らせします。当社はお客様のシート構造設計のための最適な材料構成の提案・提供を通じて、お客様の試作回数・設計時間の低減に貢献できるよう取り組んでおります。

【事例紹介内容】

事例 1:乗り心地の指標「振動伝達率」予測への活用
シートパッドから人体に入力される振動(ヒョコ,ブル,ゴツ,ビリ)を可視化/制御 して、乗り心地における「快適さ」を提供している。この設計指標となる振動伝達率の予測のために様々なモデル・計算の組み合わせが必要となるが、その一つとして実施しているウレタンフォームの静的挙動解析シミュレーションを紹介した。

事例 2:モールド内成型挙動解析
シートパッドはモールド(金型)内で液状のウレタンが発泡させ成型して製品化される。この成型制御が製造の鍵であるが、この中で起きている挙動を直接的に観察するのは困難である。そこで シミュレーションにより成型挙動の可視化を行っている。ここではシミュレーションの概要及びそれを用いた製造条件検討事例について紹介した。

※シートパッドとは、自動車用シートに内蔵されたウレタン製のクッション材です。

本件に関するお問い合わせ先
株式会社アーケム 経営企画室 広報戦略企画課
TEL:050-8885-0603